格安SIM使用(MVNO)のフリーSIM携帯で4Gのつかみが悪い又は、VoLTE対応なのにVoLTEにならない時の対策

今回紹介する内容は契約している格安SIM(MVNO)の接続状態に関する内容です。回線の状態が安定しない場合や本来持っている機能が使えていない場合など試してみて下さい。尚、この確認や設定は既に契約しているSIMのAPN設定が完了している事が前提です。設定が済んでいない場合は、設定してから以下の内容を確認して下さい。
VoLTEで発着信する場合の設定確認
「設定」の「ネットワークとインターネット」から「モバイルネットワーク」を選択します。
「詳細設定」をタップして詳細内容を展開します。
「優先ネットワーク」は[4G(推奨)]、「4G LTE拡張モード」は[ON]になっている事を確認して終了です。

4Gのつかみを良くする方法
1.APNの設定で、下の方にある「MVNOの種類」を「SPN」にします
※SPNにすれば4Gを掴み、3Gは掴まなくなります。

2.その下にある「MVNO値」をキャリアの名前にします
例えばdocomo回線なら「NTT DOCOMO」と入れます。
※設定を完了したら、内容を保存します。尚、ほかのAPNは消えて、登録したAPNだけ残ります。


IMSの設定では、通常は変更しないであろう「APNタイプ」と「APNプロトコル」の設定も変える必要があります。また、VoLTE用APNは名前を必ず「ims」にする必要があります

1.契約APNの設定が終わっている段階で、APNに新規追加して「名前」「APN」「APNタイプ」の欄に「ims」を設定して
 
更に「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」にする。

2.「MVNOの種類」と「MVNO値」が空欄の場合、契約APNの設定がうまく出来ていないので契約APNからやり直しして下さい(本来であれば自動的に値が入ってきます)

※全てがうまく出来たら内容を保存します。(保存してもAPN一覧には出てきませんが、出てこない事が「正解」となります)
これでVoLTE対応となり「HD」アイコンが付くはずです。

VoLTE(HD Voice)について軽く説明
VoLTE(HD Voice)とは、高精細な声を意味する英語の「High Definition Voice」を略したもので、従来の携帯電話や固定電話よりも高品質で鮮明な音声通話を実現した通話品質の事で、人間の声の周波数の100~1000Hzを超える50~7000Hzの音をカバーしている為、低音、高音共により自然で聞き取り易いのが特徴です。

尚、この設定は、強制するものではありません。必要な方のみ設定して下さい。
又、これにより生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。

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