iPhoneのような反応に近づける為にAndroid端末の隠された設定を変更する

今回紹介する内容は性能が劇的に変わる事はありませんが、Android端末の隠された設定を有効利用して体感速度を上げようと言うものでやらないよりやった方が良いレベルの内容です。
アニメーションの設定変更や眠っているGPUを有効にして反応速度を快適にして見ましょう
1.開発者向けオプションを有効にします(一度有効にすると戻せなくなるので注意して下さい)
「設定」アプリ→下の方までスクロールして「端末情報」の「ビルド番号」を7回連続でタップ「開発者向けオプション」を有効にします。
戻ると「開発者向けオプション」が表示されています。
※Androidのバージョンによっては「システム」の下の方に表示される場合があります。
又、開発者向けオプションが既に有効になっている場合は、無視してください。

2.アニメーションが高速に反応する事でホーム画面へ戻る時やアプリを起動する時にウインドウが素早く動かす為の設定(体感的にサクサクな感じになる)
・「ウィンドウアニメスケール」の「アニメーションスケール.5x」に変更
アプリや項目を選択してウィンドウが表示された後、内容が表示されるまでの速度(フェードイン・フェードアウトの速度)
 
 ・「トランジションアニメスケール」の「トランジションアニメスケール.5x」に変更
アプリや項目を選択してからウィンドウが表示されるまでの速度(画面が切り替わる速度)

・「Animator再生時間スケール」の「アニメーター再生時間スケール.5x」に変更
アプリをタップした際のアニメーションの速度

3.スマホやタブレットのグラフィック機能(GPU)の力を引き出して画面を高速化する
スクロールのガクつきが気になる場合や動きがぎこちない場合に試してみると改善する事があるかもしれません。
・端末のGPUの力を引き出し高速化する(CPU任せにしている処理を、働いていないGPUにも処理分散)
「GPUレンダリングを使用」をタップして有効にします。
※電池消費が増えるというデメリットもありますがONにしておいて損はない機能だと思います。

2021/7/24追加情報
どうやらAndroid10からは「GPUレンダリング」の設定項目が消えたようです。
この機能はアプリ開発側でレンダリング使用を指定出来る事と、ミドルクラス以上のCPU(SoC)搭載機種では、GPUレンダリングを行うメリットが無い事から、開発者オプションでのサポートが廃止になりまいた。

尚、今回紹介した内容は携帯操作のストレスを少しでも減らす為の物で、強制するものではありませんので必要な方のみやって見て下さい。
又、これにより生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。

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