考え方としては、消費電力を絞ってかつコアクロックとメモリクロックをアップすると言う事です。一見矛盾しているように思いますが全ての製品は安定動作する為の電力や動作クロックに許容範囲がありこれを上手く使っていく訳です。
この手法は、グラフィックボードを使用した仮想通貨のマイニング(採掘)などでよく使われている方法で、いかに消費電力を抑えて沢山のマイニング(採掘)するかポイントになります。(「採掘出来た仮想通貨-電気代」が収益となります)
使用ツール
台湾のコンピュータメーカーMSIが開発した「MSI Afterburner(無料)」を使用します。
NVIDIA社が製造しているGeForceチップを搭載したグラフィックボードであれば多分全てのメーカーで動作すると思われます。
1.電力確認構成
M/B : Prime ASUS B450M-A CPU : Ryzen 7 1700 Memory : 8GB × 2枚 M2 SSD : 64GB HDD : 500GB DVD Drive : DVD Multi GPU : NVIDIA GTX1060 3GB2.「MSI Afterburner」でグラフィックボードの省電力化設定
玄人志向 NVIDIA GTX1060 3GB DUAL FAN (GF-GTX1060-3GB/OC/DF) Power Limit : 70% Down Temp Limit : 70℃ Core Clock : +165MHz Up Memory Clock : +440MHz Up3.消費電力モニタ(157W)
狙い通りパフォーマンスは規定値より多少アップしていますが、消費電力はあまり変わらずに済んでいます。(最適値は自身で見つけて下さい)
2020/10/4 情報追加 MSI NVIDIA GTX1660Ti 6GB SINGLE FAN (AERO ITX) Power Limit : 75% Down Temp Limit : 74℃ Core Clock : +100MHz Up Memory Clock : +800MHz Up
尚、これは必要としている方のみ行って下さい。(あくまでも自己責任でお願いします)
又、これにより、生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿