macOSに標準装備されている「Boot Camp(ブートキャンプ)」機能を使う事で簡単にmacOSとWindowsのデュアル動作環境を作る事が出来ます。
今回は「Boot Camp」を利用してMacBook Air(Mid 2017)にWindows10をインストールする方法を紹介したいと思います。
※現行のMacではUSBメモリ無しでWindows10をインストール出来るようです。
インストールを開始する前に準備するもの
・64bit版Windows10のISOイメージファイル
・有効なWindows10のライセンス
※Windows10のISOイメージファイルは、以下の方法で無料で入手する事が出来ます。
・MicrosoftのWebサイトからWindows10セットアップディスク作成ツールを使いISOファイルをダウンロード
・手持ちのWindows10インストールDVDからISOファイルを作成
macOSでの作業
Windows10のインストールを開始するには、macOSで「Boot Campアシスタント」を起動します。
「Boot Campアシスタント」起動すると機能概要が表示され、重要としてデータのバックアップや電源が接続されている事を確認する警告が表示されます。
確認したら「続ける」をクリックして次の過程に進みます。
続けて、Windows10のISOイメージファイルの場所指定と、macOSディスクの「Boot Campパーティション」として確保する容量指定します。
※用意したISOイメージファイルをDownloadsフォルダに保存している場合は、自動的で指定されるようで他の場所に保存してある場合は、「選択…」をクリックしてファイルを指定します。
尚、今回設定したMacBook Air(Mid 2017)のディスク容量は「120GB」ですがWindows10もある程度利用したかったので「Boot Campパーティション」(Windows10用)に「60GB」確保しました。(パーティションの境界線をスライドする事で変更可能です)
又、この画面でも注意されている通り、Boot Campパーティションは作成後にリサイズ来ないので注意が必要です。どうしても変更したい場合は、「Boot Campアシスタント」で一度Boot Campのパーティションを削除した上で、改めてBoot Campパーティションを作成する必要があります。(Windows10の再インストールが必要)
指定が完了したら「インストール」をクリックして作業を続行します。
その後
・「Windowsサポートソフトウェア」のダウンロード
・Boot Campパーティションの確保
・Windows10のインストール
の順で作業が進みます。
macOS上での作業が完了したら再起動されWindows10のセットアップ用システムが起動されます。
※起動後のセットアッププロセスは、一般的なWindows10のクリーンインストールと同じなので省略します。
全てのインストールが完了したら後は、シャットダウンして再度電源投入する時に「option」キー押下する事で「macOS」又は「Windows10」選択が出来るようになります。それ以外方法では、各OSのBoot Camp用コントロールソフトで切り替えが出来るようになっいるようです。
又、使い勝手を良くする方法として別ページにて紹介していますのでそちらを参考にしてもらえればと思います。
・Boot Camp上でWindows10のスクロールをナチュラル(逆)方向に変更する
・Boot Camp上でのWindows10を快適に使う為の覚書
尚、ここで紹介した内容は、強制するものではありません。必要な方のみ行って下さい。
又、これにより生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。
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