Game内設定ではなく、Windows10の設定でFPS値を上げる方法

PCでゲーム競技をしている方で、ゲーム内設定を下げてもなかなかFPS値が上がらない、安定しないと悩んでいる方も少ないくないかと思います。
今回は、全てのPCゲームの土台となるWindows10のFPS値を上げる方法を「NVIDIAコントロールパネル編」と「Windows10設定編」に分けて紹介したいと思います。

【NVIDIAコントロールパネル編】
この設定は、適応外のグラフィックボードを使っている場合、使用出来ませんのでご了承ください。

1.モニター側で設定できるパフォーマンス最適化
デスクトップ画面で右クリックし、「NVIDIAコントロールパネル」を起動します。

「デスクトップサイズと位置の調節」の項目を選び、「スケーリング」タグのスケーリングモードを選択してください:を「全画面表示」に設定し、スケーリングを実行するデバイス(M):を「GPU」選択に設定します。
※理由としてディスプレイよりもGPUのほうが当然高性能なので、GPUにスケーリング処理をさせる事で描画遅延が減少し、FPS値がグンと上がるようになります。
一般人が体感できるか不明ですが、やらないよりはやったほうがいい設定です。

2.PhysXの設定変更
「Surround、PhysXの設定」の項目を選び、PhysXの設定項目のプロセッサ(O):で「自動選択(推奨)」から「使用しているグラフィックボード名」に設定します。
※今回紹介している画面は、使用しているグラフィックボードが「GeForce GTX 1060 3GB」の場合のものです。

3.低遅延モード設定
「3D設定の管理」から「グローバル設定」タブを選択し、低遅延モードを「ウルトラ」に設定します。
※これによりゲーム内での遅延を全く感じなくなります。


【Windows10設定編】
Windows10の電源オプションを変更する事でFPS値の向上を図ります。

1.スタートボタンから「設定」をクリック

2.「システム」をクリックして「電源とスリープ」項目を選択します

3.関連設定項目の「電源の追加設定」をクリックし、「電源プランの選択またはカスタマイズ」で「高パフォーマンス」にチェックを入れます
※「高パフォーマンス」が表示されない場合は、「追加プランの非表示」をクリックすると表示され選択出来ます。

PCが勝手にスリープや休止状態になることを防ぐための設定

1.上記の画面で「高パフォーマンス」の右側に表示されている「プラン設定の変更」をクリックし、「ディスプレイの電源を切る」および「コンピューターをスリープ状態にする」のプルダウンを「適用しない」にして「変更の保存」をクリックします

2.上記の画面で「詳細な電源設定の変更」をクリックし、「ハードディスク」>「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を開き、「設定(分)」を「なし」に指定し、「適用」ボタンをクリックします
※これで少しでもゲームライフが快適になる事を期待しています。

尚、この設定は、強制するものではありません。必要な方のみ設定して下さい。
又、これにより生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。

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