日本国内で使用されている「LTEバンド」等について

最近、楽天モバイルから1GBまで0円の「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」など魅力的なプランが携帯各社から出るようになり、筆者が使用しているスマートフォンが対応しているかを知る為に調べてみました。
日本国内のLTE通信で使われるバンド(周波数帯)
バンド      1         3         8         11        18        19        21        26        28        41        42
(周波数MHz) (2.0-2.1) (1.7-1.8) (900)     (1.5)     (800)     (800)     (1.5)     (800)     (700)     (2100)    (3.5)
docomo      ◎        ◎                                      ◎        ○                  ○                  ○
au          ◎        ○                  ○        ◎                            ◎        ○        ○(WIMAX) ○
SoftBank    ◎        ◎        ◎        ○                                                ○        ○        ○
Rakuten               ◎                            ◎(au使用)                    ◎(au使用)
※特に重要なものは「◎」で表しています。
日本での使用で快適マークがあるスマートフォンを使うのであれば「Band1,Band3,Band8,Band18(Band 26),Band19,Band41,Band42」を抑えておくと良いと思います。

日本国内の3G通話に使われるバンド(周波数帯)
バンド      1         6         8         9         11        19        BC0(au)   BC6(au)
(周波数Mhz) (2100)    (800)     (900)     (1700)    (1500)    (800)     (800)     (2000)(2100)
docomo      ○        ○                  ○                  ○
au                                                                      ○        ○
SoftBank    ○                  ○                  ○
Rakuten
※docomoとSoftBankの3Gは主に音声通話で使われていますが、auの3Gは通信規格「CDMA2000」で独自仕様の為、BC0とBC6が対応していなければ音声通話が使用出来ないので注意が必要です。
又、最近のVoLTE対応のauスマートフォンであれば(格安SIM含む)音声通話とSMSは、auのVoLTE経由(LTE回線)で行われる為、3G対応は無視しても良きかもしれません。
尚、楽天モバイルUNLIMITの3Gバンドはなく4G回線のVoLTE経由で音声通話やSMSの送受信を行っているようです。

注、2014年秋以前のauのスマートフォンには「CDMA2000」が使われていますが、2022年3月末に停波する予定です。

・SIMフリーのスマートフォン購入について 日本で使用出来るスマートフォンは、技適証明されている事が前提になります。又、バンド対応も重要となりますので必ず確認してから購入するようにして下さい。

注、今回紹介した内容は、購入や自身のスマートフォン対応確認に使用していただければ幸いです。
尚、掲載内容が変わっている場合や間違っている場合もありますので参考程度にして頂ければ助かります。
又、これにより、生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。

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