DaVinci ResolveでYouTubeのショート動画(Shorts)を作成してみる

しばらくぶりにBlackmagic DesignをのぞいてみたらDaVinci Resolveが18になっていたので早速アップデートしてYouTubeのショート動画(Shorts)作成にチャレンジしてみました。
※2024/3/13現在のバージョンは、DaVinci Resolve18.6.5.0007でした。

入手やセットアップ方法については「DaVinci Resolve 16がいつのまにかベータ版から安定板に変わっていたので早速インストールしてみました」を参考にしていただければ幸いです。

YouTubeにショート動画(Shorts)をアップする場合の注意点
・解像度の比率を「9:16」の縦長にし、動画時間を60秒以内にして作成する。(59秒台の方が確実かも)
・動画のタイトルに「#Shorts」といれることで、Shortsに分類されます。(タイトルの後に「半角スペース」+ #Shorts)
注意点は、これだけです。

YouTube Shorts動画を作成する
1.YouTubeショート動画を作る時に使用するプロジェクトを作成する
次回Shorts動画を作る時は、このプロジェクトを呼び出すだけで楽に作ることが出来るようになります。

・DaVinci Resolveを起動したら、右下の「新規プロジェクト」をクリックして新規プロジェクトを作成に[YouTube Shorts]など適当に名前を付けてプロジェクトを作成します。

・YouTubeショート用に設定を縦動画にします。
デフォルトでは横長のアスペクト比になっているので動画編集画面から「ファイル」>「プロジェクト設定」をクリックして以下の内容を変更します。(右下にある歯車マークのボタンをクリックしても同じです)
「マスター設定」タイムラインフォーマット項目の設定
①「☑縦長の解像度を使用」にチェックを入れます。
②解像度が横長「1920×1080」から縦型「1080×1920」へ変わったことを確認します。(変わらない場合は直接入力で修正する)
③タイムライン解像度を「Custom」に変更します。
④設定を右下の「保存」をクリックして内容を保存します。
⑤次回のYouTubeショート動画作成に使えるように「ファイル」>「プロジェクトを保存」で変更内容をプロジェクトに上書き保存します。


2.動画の編集
元となる動画をDaVinci Resolveに読み込ませ、必要部分のカット及び編集などを行い動画を完成させます。

3.完成した動画の書き出し(直接YouTubeに投稿も可能
真ん中下の「デリバー」から左上の「YouTube 1080p」をクリックして「ファイル名:*****.***」と「保存先:C:\Users\*****」を指定します。
最後に、「フォーマット:MP4」を選択し、左下の「レンダーキューに追加」をクリックして動画の保存先を指定して右下の「すべてレンダー」をクリックすれば作成作業が始まりYouTubeショートで見れる縦動画が作れます。
※尚、左下の「☑直接YouTubeに直接アップロード」を使えば直接YouTubeにも投稿する事が可能ですが、事前にYouTubeのアカウント情報を登録する必要があります。

4.YouTubeでの投稿とプレビュー
①必ず動画タイトルに「#Shorts」を入れましょう。これによりショート動画として分類されます。(タイトルの後に「半角スペース」+ #Shorts)
②動画を公開する前にプレビューして字幕や音声も適切に表示されているかをチェックし、必要な修正を行ってから公開します。

尚、非公開の状態でもショート動画として分類されているかは確認できますので問題がなければそのまま公開ボタンをクリックして動画を公開しましょう。

5.その他、Instagram(インスタグラム)の縦動画を作成する場合は、さらに最適化します。
理想的な仕様は以下の通り
・MP4フォーマット
・AACオーディオ
・3,500kbpsビットレート
・30fps(フレーム/秒)
・最長60秒
・H.264コーデック

※Instagram(インスタグラム)にはいくつかの種類の動画をアップロードすることができますが、最適な動画フォーマットはMP4で、最適な解像度と再生を保つ事が出来ます。


今回紹介した内容は、筆者が個人的に調べてまとめた内容になりますので、参考程度に見ていただければ幸いです。(あくまでも自己責任でお願いします)
又、これにより、生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。

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