Dual monitorで75hz(60hz改)と144hzの周波数が違うMonitorを同時に繋ぐとリフレッシュレートが下がる問題の解決方法

ブラウザなど他のアプリケーションと同時にゲームプレイするのであればボーダーレスウィンドウ(仮想フルスクリーンモード)でプレイするとメインとサブのモニタ移動が楽になります。
ボーダーレスウィンドウ(仮想フルスクリーン)は、フルスクリーンと違いWindowsのデスクトップに新たなウィンドウを作成し、ウィンドウサイズはデスクトップと同じサイズでバーや枠を無くした疑似的フルスクリーンのように描画します。
※フルスクリーンではサブモニタへの移動にキー操作が必要となる為、あまり快適ではありません。

今回は、60hz(サブ)と144hz(メイン)のリフレッシュレートが異なるモニタをデュアルモニタとして使用する場合、メインとサブ両方のリフレッシュレートが60Hzに設定されてしまう事がある対策として、確実に60hz(サブ)と144hz(メイン)に設定出来るようする方法を解説したいと思います。

1.ディスプレイの配置とモニタ情報の確認
デスクトップで右クリック→「ディスプレイ設定」をクリックします。

2.ディスプレイの配置を決ます
筆者の場合は、左にサブディスプレイを設置したのでこのようになりました。
設定が完了したら「適用」を押します。

3.下までスクロールして「ディスプレイの詳細設定」をクリックします

4.ディスプレイの選択でそれぞれのモニタが60hzと144hzのリフレッシュレートなっているか確認します

ディスプレイ1(メイン:144hz)
ディスプレイ2(サブ :60hz)
違っている場合は、ディスプレイの詳細設定にある「ディスプレイのアダプタのプロパティを表示します」をクリックして「モードの一覧(L)」から適切なものを選択すると良いでしょう。
尚、カタログスペック通りのリフレッシュレートが選択出来ない場合は、接続ケーブルに問題がある場合がありますので確認して下さい。
※Display PortやHDMI接続で設定出来る最大リフレッシュレートが違う場合があります。

5.メインディスプレイの設定
ディスプレイの配置でリフレッシュレートの高いモニタを選択してメインディスプレイに設定します。(「☑これをメインディスプレイにする」にチェックを入れます)
※必ずリフレッシュレートの高いモニタをメインモニタにして下さい。

以上で作業は終了ですが、更に使い易くする為にサブモニタ(ディスプレイ2)のタスクバーのボタン形式を設定します。

6.複数ディスプレイのタスクバー設定
タスクバーを右クリックして「タスクバーの設定(T)」を選びます。
マルチディスプレイ項目のタスクバーをすべてのディスプレイに表示するを「オン」にしてタスクバーボタンの表示先をプルダウンメニューから

「すべてのタスクバー」
メイン以外のディスプレイにも、メインと同じタスクバーの状態が表示されます。

「メインタスクバーと、開かれているウィンドウのタスクバー」
メインのディスプレイのタスクバーには、全てのディスプレイで開かれているボタンが表示される。
メインの以外のディスプレイのタスクバーには、そのディスプレイで開いているボタンだけが表示される。

「開かれているウィンドウのタスクバー」
ディスプレイ毎で開いているボタンを表示する。
メインのタスクバーはメインディスプレイで開いているボタンのみ、他のディスプレイで開いているならそのディスプレイのみでボタンを表示する。

の3つから選択します。
筆者は、「開かれているウィンドウのタスクバー」を選択しました。(ディスプレイに表示させているウィンドウを分けて表示できる為、おすすめです)

7.他のタスクバーのボタンを結合する項目では

「常に結合、ラベルを非表示」
同じ種類のボタンは結合しアイコンのみ表示する。ラベル(文字)は非表示。

「タスクバーに入り切らない場合」
タスクバーのボタンの表示領域がいっぱいになったときに、ボタンを結合しアイコンの表示のみにする。

「結合しない」
タスクバーのボタンの表示領域がいっぱいになっても、ボタンを結合しない。

の3つから選択することができます。

ここは好みでいいと思いますが、分からない場合は規定値と同じ「常に結合、ラベルを非表示」で良いと思います。

最後に本題にもありましたモニタ75hz(60hz改)ですが筆者が使用しているモニタは裏技で60hzを75hzで使用出来るモニタである事からこのタイトルとしています。

詳しい設定方法の説明は、
ゲーミングPCを少しでも快適にプレイする為に60Hzのモニタを75Hzで使用する
で取り上げていますのでそちらを参考にして下さい。
注、今回紹介した設定内容は、あくまでも自己責任でお願いします。
又、これにより、生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿