・最近、ゲームをしていて反応が悪くありませんか?
・マウス操作に違和感がありませんか?
実はその原因全てMicrosoft(Windows開発元)が、セキュリテイ対策と称して行っているWindowsの更新が原因です。
古いPCになればなるほど体感的に遅さを感じられます。
【主な内容】
セキュリティ対策と称して行われた「Spectre:スペクターとMeltdown:メルトダウン」対策が主な内容です。
PCの頭脳にあたるCPU(部品)の脆弱性(不具合)を、Windows10(ソフトウエア)が対応している。
これによりPCが本来持っている性能を最大限に発揮出来ない状態になっています。
このキュリティ対策は、ゲーミング専用で使用しているPCにはあまり関係しない対策です。
なのでこれを無効化してPCが本来持っている性能を最大限に発揮出来るようにするのが今回の目的です。
【やり方① Microsoft(Windows開発元)での公開対策】
『Spectre:スペクターとMeltdown:メルトダウン』対策を無効化してパフォーマンス改善する
1.スタートメニューのWindowsシステムツールからコマンドプロンプトを右クリックして管理モードで起動
2.以下のコマンドを実行
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management" /v FeatureSettingsOverride /t REG_DWORD /d 3 /f
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management" /v FeatureSettingsOverrideMask /t REG_DWORD /d 3 /f
3.PCを再起動すればCPU(部品)の脆弱性対策を無効化することができます
※Microsoftが公開している更新パッチ『KB4078130』もSpectre対策を自動で無効化する物のようです。
【戻し方① Microsoft(Windows開発元)での公開対策】
「Spectre:スペクターとMeltdown:メルトダウン」対策を有効化してCPUの脆弱性対策をする方法
1.スタートメニューのWindowsシステムツールからコマンドプロンプトを右クリックして管理モードで起動
2.以下のコマンドを実行する
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management" /v FeatureSettingsOverride /t REG_DWORD /d 0 /f
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management" /v FeatureSettingsOverrideMask /t REG_DWORD /d 3 /f
3.PCを再起動すればCPU(部品)の脆弱性対策を有効化することができます
※コマンドプロンプトの起動方法及びコマンドの実行は、図解説明している【戻し方① Microsoft(Windows開発元)での公開対策】を参考にしてください。
【 やり方②(コマンド実行は苦手という方の為に「InSpectre」をおすすめします)】
CPUの脆弱性対策を無効にすることができるツール「InSpectre」がGibson Research Corporationによって公開されています。
1.入手先は下記サイトからダウンロードしてください
GRC InSpectre
2.対策前の状態
System is Meltdown protected 「Yes」ならMeltdown保護あり System is Spectre protected 「Yes」ならSpectre保護あり Microcode Update Available 「Yes」ならIntelがマイクロ コードアップデートを提供 Performance:GOODなら影響軽微 CPUID:CPU識別子
3.「InSpectre」を使って対策を無効化し設定する
「Disable Meltdown Protection」 ⇒ メルトダウン対策無効化(保護なし)
「Disable Spectre Protection」 ⇒ スペクター対策無効化(保護なし)
4.PCを再起動すればCPU(部品)の脆弱性対策が無効化します
【戻し方②】
1.『InSpectre』を使って対策を有効化し設定する
「Enable Meltdown Protection」 ⇒ メルトダウン対策有効
「Enable Spectre Protection」 ⇒ スペクター対策有効
2.PCを再起動すればCPU(部品)の脆弱性対策が有効化します
最近の出来事
Microsoft(Windows開発元)から新な脆弱性対策としてPCのパフォーマンスをほぼ低下させない「Retpoline」が導入しはじめていますが、
この対策をもってしても「Spectre:スペクターとMeltdown:メルトダウン」対策の無効化した時のパフォーマンスには及ばないようです。
最新の更新では「Retpoline」が有効になっているPCと、無効にされているPCが存在しているようですがマイクロソフトとしては、
順次「Retpoline」が有効化されてないPCを有効化していくようです。
注、ご紹介した内容は、Microsoft(Windows開発元)では推奨されてませんのであくまでも自己責任でお願いします。
又、これにより、生じたいかなる損害も負えませんのでご了承ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿